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バイオマス発電

排水処理からの副生成物でバイオマス発電!

当社の凍り豆腐、油揚げ等の製造水には井水(北アルプスを源流とした犀川の伏流水)を使用していますが、使用後の水は適切な処理を行ってから自然に戻さなければなりません。このための排水処理設備として、当社では嫌気性処理(酸素を必要としない)と好気性処理(酸素を必要とする)の組み合わせによる処理方式を採用しています。

嫌気性排水処理設備は嫌気リアクターと呼ばれる装置内にメタン菌を充填して浄化処理を行いますが、その際に副生成物として大量のメタンガスが発生します。このメタンガスをガスホルダーに一時貯留して、発電機用エンジンの燃料としてバイオマス発電を行っています。

設備は25kw/hの発電機が11台、一般家庭で約330軒分の発電能力を保有し、発電した電気は地域の電力会社に供給しています。発電機はコジェネシステムとしての機能も備えており、発電機のエンジンを冷却した後の温水は回収してボイラへの給水として利用しています。給水温度を上げる事によりボイラ効率が向上し、都市ガス使用量の削減にも効果があります。

  • 嫌気性リアクター
  • バイオマス発電設備
バイオマス発電所