世界のマーケット

世界から注目される「和食」

「和食(日本人の伝統的な食文化)」が2013年12月に「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。

日本国内では海外からの訪日外国人旅行者、インバウンドに伴う需要が増加し、海外では日本の伝統的な食文化を体感する事ができる日本料理店の人気も高まり、日本の伝統文化が世界から注目されるものと思われます。

当社は大豆を原料とした様々な食品を加工するための技術を有しており、日本を代表する伝統の大豆加工食品の一つである「凍り豆腐」や「油あげ」と「いなり寿司」に使われる「味付けいなりあげ」などを製造・販売しています。そのマーケットは日本国内だけでなく、全世界のグローバル市場に向けても商品の展開を進めています。

商品の特徴と和食市場

「凍り豆腐」は、良質な大豆たんぱくを多く含んでいるため、プラントプロテインとしてのニーズが高まっています。和食用の食材だけでなくアジア圏から世界各地に向けて発信されている「Hot-Pot」(鍋料理、火鍋)への採用もますます拡大しています。

「味付けいなりあげ」は、日本の寿司文化が海外へ展開するルートとタイミングに沿って、その認知度や需要がかなりのスピードで広がっています。

現在は北米大陸、東アジア、東南アジア、EU、オセアニア等、各地域でマーケット規模を拡大しており、更にハラール認証を取得していることで、イスラム圏における市場開発と商品の展開も進めています。更に、当社の商品は大豆を主原料とした植物由来の食品なので、ベジタリアンやビーガンの方々に向けての需要も高まっています。