お客様からの様々なニーズや要望にお応えするために、生産工程における工程改善やお申し出への対応を行なう仕組みとして、従業員全員が「MPS(Misuzu Production System)」と呼ばれる職場単位の活動を推進しています。
生産工程においては生産数量を確保するのみでなく、商品一つひとつの品質を確実に保証、「品質を工程で作り込む」ようにしなければなりません。お客様相談室や営業部門、商品開発部門等を通して伝えられる「お客様からの声や要望」に対しては、この仕組みを通して各工場が迅速に問題の解決に取り組んでいます。さらに従業員一人ひとりが役割を分担して目標を達成するための活動を行ない、その成果を適正に評価することによって各従業員の満足度を高める役割も果たしています。
活動は、人事交流や組織の活性化を図りながら、3つのテーマを主体にして取り組んでいます。
工場部門だけでなく間接部門も含めた全部門で活発な活動を続けています。各サークルが商品の品質向上やロス削減・エネルギーコスト削減など、幅広い内容をテーマとして設定して改善に取り組み、改善活動の成果は各職場にて発表して情報共有と水平展開につなげます。
5S活動とは、整理・整頓・清掃・清潔・躾を職場で実践し、職場の仕事環境を整えてバラツキを減らす事により品質と生産性を高めるための活動です。5S活動により作業の標準化を進め、生産効率向上や快適で安全な職場環境を造る事ができます。各職場の5Sリーダーを中心に、チェックシートに基づき5Sレベルを評価し、衛生レベルの向上と維持管理する仕組みづくりを行っています。
取り出しやすいレイアウトを工夫
誰もが健康で安全に働くことができる職場環境と労働災害ゼロを目指して活動しています。各職場の安全リーダーを中心に、危険個所や危険動作に関するヒヤリハットの提案や巡視により見つかった危険個所について改善を進めています。