商品開発

私たちは、自然の素材を時代の感性でくるんだ商品を世界のお客様に届けるため、研究開発にチャレンジしています。常に時代が求める“おいしい自然”を追求し、人々の心に微笑みが浮かぶ食生活を提案していきたいと考えています。これは当社のコーポレートキャッチフレーズ“おいしいは、やさしい。”につながっています。

新商品開発

みすずコーポレーションの研究開発は創業時から製造している凍り豆腐の伝統的な製造技術を堅持しながら、常に新しい技術の開発にチャレンジしてきました。そこから大豆の加工技術を応用して、油あげ、レトルト・チルド加工の味付けいなりあげ・味付けうどんあげ、白あえの素など惣菜商品も開発し市場を創造してきました。また副産物として産出される生おからも研究を重ね乾燥することで付加価値を見出し、小麦粉の代替として使用できる食用おからの開発も行いました。食品用だけではなく非食品用乾燥おからも開発し、きのこの培地の添加剤等、様々なものに利用されています。お客様のライフスタイルや食へのニーズが大きく変化する中、お客様に寄り添うことを大切にしながら、おいしく、より簡単に使用していただけるよう凍り豆腐の湯戻し不要のカット商品や調味料付き商品の開発、味付けいなりあげ・味付けうどんあげの小分けパック化、乾燥味付け油あげなどの商品開発を進めてきました。
当社は時代のニーズを捉えながら、従業員が自由にアイディアを出せる環境づくりを行い、日々、新商品の開発に取り組んでいます。

既存商品の改良

新商品の開発だけでなく既存商品の改良にも日々取り組んでいます。時代が変わるにつれトレンドだけでなく、人々の好みや求める品質も変わってきます。時代に合った商品であり続けるために常に改良を行っています。また、技術革新も早いスピードで進んでいます。当社は最新の技術を積極的に導入し、商品の品質や生産効率の向上を図っています。

知的財産に関する管理

商品開発において知的財産を管理することも近年重要な要素となっています。当社でも今まで蓄積した技術や新しいアイデア、技術を保護するために商品開発の一環として特許や商標の取得を積極的に行うとともに、知的財産の侵害を防ぐ対策も講じています。そして、管理だけでなく世の中にある新しい技術などの調査も同時に行い、新しい商品開発に活かせるように取り組んでいます。また、知的財産の管理は国内のみにとどまらず日本以外の国でも、特許や商標の取得や調査を行っています。

商品開発は常に挑戦と失敗の繰り返しであり、創業時からの研究開発型企業としてのDNAを継承しながら、これからも安全・安心、おいしさの追求、環境負荷の軽減、労働生産性の向上など、さまざまな課題が解決できる開発を行っていきます。