更北工場

更北工場は、本社から車で約10分、犀川と千曲川に挟まれた長野市南部に位置しています。近くには上杉謙信と武田信玄の「川中島の戦い」で有名な、古戦場跡地がある歴史的な地域です。

「味付けいなりあげ」、「寿司具材(凍り豆腐の巻き芯、昆布シート)」、「白和えの素」を作っています。

白和えの素

「白和えの素」の原料は油あげ用の豆腐シートです。原料をサイレントカッターによって裁断しながら攪拌して粘度を調整した後、カット野菜と調味料を加えて滑らかな食感になるまで更に練り込みます。こうしてできた半練り状態の原料をロータリー包装機にて脱気包装して、レトルト殺菌釜で調理殺菌します。商品は常温保存が可能な家庭用とチルドタイプの業務用があります。

サイレントカッター
ロータリー包装機・充填

凍り豆腐の巻き芯

「凍り豆腐の巻き芯」は長さを海苔のサイズに合わせた、巻き寿司専用の芯です。乾物の巻き芯用凍り豆腐をだし汁の中に漬けて十分にだし汁を吸わせた後、専用のスライサー設備で既定の寸法に細長く切断します。これをロータリー包装機で袋に詰めてから、レトルト殺菌釜で加圧しながら調理殺菌を行います。商品は用途に応じた各種サイズをご用意しています。

切断・整列
検品・殺菌

昆布シート

「昆布シート」はさば寿司に使用される業務用のバッテラ昆布シートです。魚の生臭さを消して味にまろやかな風味を加え、表面の乾燥を防ぐために使われます。厳選した昆布とこんにゃく粉を主原料としてシート状に展開した後に、乾燥して既定のサイズに切断します。商品は乾燥したドライタイプと甘酢液につけたウエットタイプがあり用途に合わせてご利用になれます。

乾燥昆布シート切断
検品